【はじめに】
米沢恒武館は昭和46年、地域の少年剣士育成に創設されたスポーツ少年団です。
この道場の稽古で汗を流し、巣立った剣士は各方面で活躍しています。
指導者、後援会一同は、子どもたちが日本固有の文化である剣道を通し、多くのことを学び、りっぱな社会人になってくれることを願っております。
【所属】
- 財団法人 全日本剣道道場連盟
- 米沢市剣道連盟
- 米沢市スポーツ少年団
【稽古日程】
◆火曜日
- 小中学生
全員 午後6時30分~8時 - 中学生・一般稽古会
午後8時~9時
◆水曜日
- 小学生
小学生上級者
午後6時~7時30分(初めの15分間は詩吟の稽古)
上杉家ゆかりの詩吟「九月十三夜」、「不識庵機山を撃つの図に題す」などを吟じて 漢詩の読み方や米沢の歴史を学んでいます。
◆金曜日
- 小中学生
全員 午後6時30分~8時 - 中学生・一般稽古会
午後8時~9時
保護者のための剣道教室を火曜日・金曜日の稽古時間に行っております。
初心者の方、大歓迎です。
【恒武館の剣道】
1.恒武館の三誓願
- 勉強(べんきょう)をします。
- 剣道(けんどう)をします。
- 挨拶(あいさつ)をします。
稽古の終わりにみんなで大きな声を出し、誓い合います。文武両道、元気にあいさつのできる剣士をめざします。
2.剣道とは
「剣道」は昔の武士たちが刀を用いて命がけで築いた「剣術」から、人を活かす伝統文化として発展した「武道」です。そこには多くの精神的要素があり、人としての生きる道を教えてくれます。
3.指導方針
剣道を長く続けるための基本をしっかり楽しく教えます。単に勝ち負けにこだわることなく自分を高めようとする心を養い、文武両道・りっぱな挨拶のできる剣士をめざします。
【小学生の部】
<初級者>
- 道場での礼儀作法
- 稽古着、はかまの付け方
- 剣道の基本動作
剣道に慣れ、友達をたくさんつくってもらいます。
<上級者>
- 剣道の高度な技の習得
- 各種大会、交流会参加
- 詩吟の稽古
全国の剣道仲間と交流し、剣道のすばらしさを体験してもらいます。
【中学生の部】
小学生と基本稽古を行い、一般の部にも参加可能です。
【一般の部】
一般の部の稽古会では、剣道の真髄を求めて稽古に励んでいます。
さらに上を目指しながら年齢とともによくなる「生涯剣道」を実践しています。
【剣道の効果】
剣道の稽古(けいこ)は子どもたちの心と体をきたえ、学校や家庭での生活に大きく活かされます。
- 姿勢がよくなり丈夫な体をつくる
- 集中力と判断力がつく
- 積極的になる
- 礼儀を知ることができる
- 責任感が強くなる
道場から巣立った多くの館生は、社会に出て多方面で活躍しています。
【剣道の修行】
恒武館では幼児から高齢者まで元気に稽古をしています。
剣道は奥が深く、教わることが多いので長い時間をかけないと理解ができません。 長い道のりを少しずつ歩み、剣道がよくなり強くなっていく楽しみを発見し、つらいことにも耐えることのできる心と体を育てて欲しいです。
【道場外での活動】
お借りした畑で「芋ほり」や「大根ほり」などの野外活動のほか、「上杉まつり」に参加して戦国武将になった体験をしたり、「雪灯篭まつり」のお手伝いをして米沢市の行事を盛り上げる活動もしています。
【米沢の歴史を学ぶ】
米沢は歴史的に武道の盛んな土地柄でたくさんの剣の達人が生まれました。達人たちが活躍した時代のことを伝えて「剣の心」に触れてもらい、今までとは違う角度から米沢の歴史を学んでもらいます。