米沢恒武館の小学生は剣道のほかに「詩吟」を稽古していますが、発表会を兼ねて「審査会」がありました。
課題吟は「九月十三夜」。いつもの稽古の成果が出て6年生は初段に、5年生は1級に合格しました。
献身的にご指導をしてくださる宍戸岳荘先生と、審査担当の飯野喜男先生に感謝申し上げます。
詩吟の稽古
毎週水曜日の稽古前に「九月十三夜」と「不識庵機山を撃つの図に題す」を交互に稽古。
上杉謙信公にかかわる漢詩に触れながら米沢の歴史も学んでいる。
・「九月十三夜」・・・米沢藩の藩祖・上杉謙信公が遠征先の能登で故郷を思い詠んだ漢詩
・「不識庵機山を撃つの図に題す(ふしきあん・きざんをうつのずにだいす)」・・・川中島で上杉軍と武田軍が戦い、上杉謙信(不識庵)が武田信玄(機山)に刀で斬り込んだが、信玄が鉄扇で防いだ様子を描く