米沢市剣道連盟が主催して、東京の小澤 博 先生(教士八段)はじめ盈進義塾興武館の門下生22名をお招きして2日間にわたり、三條かの記念館で稽古会が行われました。
米沢市剣道連盟の地域振興事業として行われ、置賜地区剣道連盟の後援、山形県高齢剣友会(会長・板垣 隆 先生)の皆様にも参加していただいての合同稽古会となりました。
小澤先生は置賜地区剣道連盟会長・齋藤勝廣先生(教士七段)の大学時代の恩師で、齋藤先生の卒業後は興武館で指導にあたられ、米沢に帰郷してからも師弟関係の交流が続いています。
初日 合同稽古会
小澤先生と八段同期の山形県剣道連盟会長・安部美知雄先生(範士八段)もご参加・ご指導くださいました。
全員で日本剣道形を行った後、稽古に汗を流しました。
稽古が終わると小野川温泉に移動して源泉かけ流しの風呂で疲れを癒し、懇親会となって剣道談義に花が咲き、交剣知愛の輪がさらに広がりました。宿近くの河辺では幻想的なホタルも鑑賞できました。
2日目 小澤先生講習会
小澤先生から日本剣道形や古流の稽古をする意義と効果について講話がありました。
実技指導では日本剣道形を取り入れた摺り上げ技の研修をいたしました。
稽古では学んだ技の実践となり、これまでにない充実した気持ちで立ち合うことが出来ました。
福島から佐藤孝康先生(教士八段)が稽古にご参加・ご指導くださいました。
小澤先生のお言葉「日本剣道形(古流)を修行しながら剣道の原点を見直し続けると、そこから湧き出る新しいものを発見することができる」