全国の剣道愛好者で組織する国際社会人剣道クラブの東北地区例会が2日間にわたり開催された。
講師には範士八段・遠藤勝男先生、教士八段・曽根光悦先生、佐藤孝康先生、三條貞夫先生(講話担当)の4名が当たり、講話・基本稽古・回り稽古・指導稽古が行われた。
講話では先日行われた柳生新陰流講演会(柳生耕一先生)の報告があり、新陰流と米沢の歴史的な関係や上泉信綱以来の新陰流の武道精神について研修した。
初日終了後は小野川温泉で汗を流して疲れを癒し、懇親会では小淵俊江先生(宮城県)の七段昇段を祝い、剣道談義に花を咲かせた。
2日目は曽根先生から切り手を意識した素振りについて、遠藤先生からは仕掛けてからの応じ技についてご指導があった。
11月には全国例会(京都)や審査会もあるため、いつにも増して稽古に熱が入った。